「桜をみる会」前日の夕食会の費用を補塡していたとされる問題で、安倍前首相が、東京地検特捜部から任意の事情聴取を受けました。これまで国会では、「事務所は関与していない」「明細書はない」「差額は補塡していない」と、事実と異なる答弁を繰り返してきました。特捜部は、安倍氏本人に具体的な関与はなかったとして、不起訴処分とする方針を固めましたが、安倍氏が政治責任を負うのは間違いありません。オピニオン面では政治学者、社会学者、ジャーナリストの3人に安倍氏の責任などについて、インタビューしています。「言論の府の軽視を広めた」「国民は不満もっていい」。厳しい言葉が並びます。「桜」から、日本の政治、日本の社会のどんな問題が見えるのでしょうか。