「毎日新聞・今日のイチオシ!」  1月22日付朝刊

【アメリカ大統領にバイデン氏就任 演説で団結呼びかけ】

 

1面に載った古本陽荘・北米総局長の論文の見出しは「事実重んじる社会に」です。当たり前のことのようですが、今のアメリカではこの当たり前が通用しません。1月6日に連邦議会に乱入したトランプ前大統領の支持者らは「大統領選で大規模な不正があった」という偽情報を信じて暴挙に及びました。共和党の支持者の過半数は、今も大統領選で不正があったと疑っています。虚構を信じ込む人たちと、バイデン大統領はどう意思を通じさせていくのでしょうか。新大統領の前に重い課題が横たわっています。(1、3、7、8、9、24面)