【東日本大震災10年 福島、今も帰還かなわず】
★巨大津波と原発事故に襲われた「3・11」から間もなく10年。毎日新聞では連日、被災地の現状や課題をお伝えしています。けさの朝刊では、1面をはじめ計7ページにわたり関連記事を掲載。主なテーマは「福島」です。発生直後、首相の諮問機関である復興構想会議は「福島の大地がよみがえるときまで、大震災からの復興は終わらない」との言葉を復興7原則に盛り込みました。しかし国と地元が描いた復興の姿はかけ離れ、故郷に帰還できない住民の苦悩は続きます。被災3県の世論調査では、約8割の人が「国民の関心が薄れたと感じる」と回答。「復興とは何か」という問いは、政府だけでなく、すべての人々に投げかけられています。
(1面、2面、3面、4面、9面、10面、24面)