「毎日新聞・今日のイチオシ!」  3月12日付朝刊 

【在宅被災者支援漏れ 枠組み拡大追いつかず】

 

東日本大震災では、津波や地震による自宅の壊れ方が激しくなかったというだけで、仮設住宅に入居できなかったり、公的支援の対象外になった人たちがいました。その中で、元々の生活に経済的な余裕がなかったため、家を修理できず、壊れた家に住み続けざるを得ない人もおり、「在宅被災者」と呼ばれてきました。国や自治体は支援の枠組みを広げていますが、今も支援から取り残された人たちがいます。