6月13日付毎日新聞朝刊「今日のイチオシ!」 

【グループホームのクラスター 施設はなぜ崩壊したのか】新型コロナウイルスの「第4波」が猛威を振るった4月、大阪市内のグループホームで1人の職員の感染をきっかけに最終的に入居者9人のうち7人が感染するクラスターが発生しました。病床の逼迫で受け入れ先が見つからず、感染を恐れて職員も離職。施設が突然「休止」を通知して、入所者の引き取りを求める異常事態に陥りました。2人は転居後に亡くなりました。入居者の家族と、施設側に取材すると、両者に横たわる深い溝が浮かび上がってきました。(12版から社会面)