三菱電機が、鉄道車両用の空調設備を出荷する際、架空のデータを用いて検査を適正に実施したように偽装していたことが明らかになりました。不正は30年以上続いていて、6月に社内で発覚しました。三菱電機は検査が不適切だったことを認めたうえで「安全性に問題はない」としています。三菱電機は鉄道車両のブレーキやホームドアなど乗客の安全に直結する製品の製造も手がけています。安全性に問題がないのならなぜ検査データを偽装したのか、ほかの製品の検査には不正はなかったのかなど、徹底した調査と説明責任が求められそうです
三菱電機が、鉄道車両用の空調設備を出荷する際、架空のデータを用いて検査を適正に実施したように偽装していたことが明らかになりました。不正は30年以上続いていて、6月に社内で発覚しました。三菱電機は検査が不適切だったことを認めたうえで「安全性に問題はない」としています。三菱電機は鉄道車両のブレーキやホームドアなど乗客の安全に直結する製品の製造も手がけています。安全性に問題がないのならなぜ検査データを偽装したのか、ほかの製品の検査には不正はなかったのかなど、徹底した調査と説明責任が求められそうです