【入院先なく早産、男児死亡 コロナ感染の母、自宅療養中】
千葉県柏市で、新型コロナウイルスに感染して自宅療養をしていた妊娠中の30代女性が、「腹部に張りがある」と訴えたにもかかわらず、受け入れ先の医療機関が見つからないまま自宅で出産し、乳児が亡くなりました。女性は保健所の担当者に腹部の張りを訴えた数時間後、自宅で男の子を出産しました。女性と乳児は、出産の数十分後に市内の病院に救急搬送されましたが、搬送先で乳児の死亡が確認されました。首都圏で医療逼迫が深刻さを増しています。(12版から、社会面)