「今日のイチオシ!」9月12日付毎日新聞朝刊

【悲劇の歴史風化させぬ 死臭の中息子捜し続けた父】

 日本人24人を含む2977人が死亡した2001年9月11日の米同時多発テロから20年。ニューヨークの世界貿易センタービル跡地など各地で追悼式典が開かれました。消防士だった長男(当時29歳)を亡くした男性(77)は事件当時、現場で息子を探し続けました。遺体が見つかったのは3カ月後。「悲劇を繰り返させないために」と各地で講演し、その経験を伝えてきました。

 社会面では、今も母の遺体が見つかっていないという男性の話を紹介しています。(1面、国際面、社会面)