【陰謀論に陥った論客「ゲイツがワクチンで世界監視」】
「ビル・ゲイツはワクチンで我々に微粒子を注入し、全世界の70億人を監視するつもりだ」。日本研究で世界的に評価されてきた著名なオランダ人ジャーナリスト、カレル・バン・ウォルフレン氏(80)が昨春から、ユーチューブでコロナに関する「陰謀論」を唱えるようになりました。フェイクニュースなどの偽情報を扱うサイトはネット広告で収益を上げています。政治・経済的な利益誘導のために運営されることもあり、EUが対策に乗り出しました。欧州の現状を詳しくお伝えします。(1、2面、12版から)