【再考エネルギー どうする「核のゴミ」、揺れる北海道の港町】
「核のゴミ問題」をめぐり、北海道の小さな港町が揺れています。21日に告示される北海道寿都町長選の最大の争点は、原発から出る高レベル放射性廃棄物の最終処分場選定に向けた文献調査を受け入れるか否かです。無害化するまでに10万年かかるといわれる「核のゴミ」は、本来、19日公示、31日投開票の衆院選でこそ、争点にすべき大きな問題です。衆院選の各候補は、逃げずに自らの問題として原発の是非についての考えを語ってほしいと思います。(12版から 1、3面)