朝日新聞【イチ押し】1面に熱海の土石流被害に関する特ダネ

7月に発生し、26人の死者を出した静岡県熱海市の土石流被害。朝日新聞が入手した内部文書により、市と県は2011年の時点で、土石流につながった盛り土について、市民の命、財産への危険があると認識して、業者に対して安全策を取るよう命令を出すことを決めていたことが分かりました。しかし、実際には、業者が一部の工事を始めたことや、土地の所有者が代わったことなどから、10年間、命令は出されず、工事も行われていませんでした。今後、行政の対応は適切だったのか、責任はないのか、問われることになりそうです。