【自民議席減の公算大 衆院選63選挙区で接戦】
第49回衆院選(定数465)は今月31日に投開票されます。毎日新聞が特別世論調査を実施し、取材を加味して序盤情勢を探った結果、自民党は公示前の276から議席を減らす可能性が高いものの、公明党と合わせれば過半数の233議席を維持する見通しであることが分かりました。全国289の小選挙区のうち63選挙区で接戦となっており、立憲民主党は状況次第で現有の110から議席を大きく積み増す可能性があります。風が最後に与野党のどちらに吹くかはまだ分からず、全体の2割を占める接戦区の勝敗が全体の選挙結果を大きく左右しそうです。各党の受け止めと思惑、無党派層の動向を含め、選挙戦の状況を多角的に分析しました。(12版から1、2、3面)