電気自動車(EV)が中国で爆発的に増えています。今年の販売台数はすでに約250万台。日本で売れるすべての新車と同じぐらいの台数で、中国全体でも新車全体の1割を超えるほどです。なぜこれほど急速にEVが広がっているのでしょうか。その背景に迫るべく現地の特派員が取材すると、環境への意識の高まりというよりも、購入費や維持費の「安さ」が多くの消費者を引きつけていることが分かります。なぜ安いのか。その根っこをたどっていくと、中国政府や中国企業の「戦略」も見えてきます。
電気自動車(EV)が中国で爆発的に増えています。今年の販売台数はすでに約250万台。日本で売れるすべての新車と同じぐらいの台数で、中国全体でも新車全体の1割を超えるほどです。なぜこれほど急速にEVが広がっているのでしょうか。その背景に迫るべく現地の特派員が取材すると、環境への意識の高まりというよりも、購入費や維持費の「安さ」が多くの消費者を引きつけていることが分かります。なぜ安いのか。その根っこをたどっていくと、中国政府や中国企業の「戦略」も見えてきます。