国交省が建設業の受注実態を表す国の統計を無断で書き換えていた問題で、朝日新聞による特ダネの第二弾です。会計検査院の調査を受けたために、国交省は、データの回収を担う都道府県に書き換えの作業をやめさせて、本省の職員自らが書き換えをしていたことが分かりました。「いきなり実績が減ると、数字に大きな影響が出ると思ったのではないか」とその理由を説明しています。2面では、岸田首相が事実関係を認めて陳謝した衆院予算委員会でのやりとり、社会面では、不正とは思わずに、国の指示で書き換え作業にあたっていた自治体の担当者の戸惑い、批判の声を紹介しています。