【専門家VS政府 第6波で様相一変】
オミクロン株の感染が急拡大し、都市部の一部の病院は救急患者や一般患者の受け入れを制限し始めました。政府は18道府県にまん延防止等重点措置を追加適用することを決定。適用地域は34都道府県となりますが、自治体からの要請の有無を判断材料にしている「地方任せ」の姿勢が目立ちます。一方、感染症の専門家はオミクロン株の特性を踏まえ、自宅療養を可能とする手続きの緩和や厳しい行動制限の回避を求めており、「強い措置」にこだわり続けてきた政府の姿勢に疑問を呈しています。専門家が求める厳しい行動制限に政府が慎重姿勢を見せてきたこれまでとは様相が一変しました。新型コロナウイルスを巡るさまざまな影響や水面下の動きを多角的に報じています。
【12版から1面、2面、社会面】