朝日新聞【イチ押し】「東日本大震災11年 熊谷家の記憶のバトン」(1面と社会面)

 東日本大震災から11年。震災の知らない世代が増え、あの日の教訓を防災・減災にいかにつなげていくか、記憶の伝承が課題になっています。宮城県気仙沼市の熊谷家のきょうだいは19歳、15歳、11歳。最初に語り部を始めたのは、震災当時小2だった兄。震災を少し覚えている妹、全く覚えていない弟に「記憶のバトン」をどのようにつないでいったのでしょうか。