【特定少年の実名報道解禁】
甲府市内で2021年10月、夫婦が殺害され自宅が全焼した事件で、甲府地検は8日、殺人や現住建造物等放火などの罪で市内の19歳の男性を起訴し、報道機関向けに実名を公表しました。事件を起こした18、19歳を「特定少年」と位置づけ、起訴後は実名報道が解禁される改正少年法が今月1日に施行されてから、実際に解禁された初のケースです。実際に実名で報じるか匿名とするかは報道機関が自主的に判断することになりますが、毎日新聞は今回の事件が重大な被害をもたらした社会的関心の高い事件であることを踏まえ、実名で報じています。(12版から社会面)