【露軍ドローンに日本部品/カメラやエンジンなど民生品「軍事転用」】ウクライナで墜落したロシア軍のドローンから、キヤノンのカメラなど日本製の部品が次々と見つかっています。軍事転用の恐れがある製品や技術の輸出は国際的に規制されおり、違反すれば罰則や制裁を受けて企業の存亡に関わることもあり得ます。主要7カ国(G7)が対ロシア輸出規制を強めているなかで、部品のメーカーには動揺が広がっています。しかし、カメラやケーブルなどネット通販も含めて広く流通している商品に関して、軍事転用を完全に防ぐ手立てはなかなか見つからないのが現実です。(12版から一、三面)