【参院選 与党改選過半数の公算大 自民60台うかがう】
7月10日投開票の参院選について、毎日新聞は特別世論調査を実施し取材も加味して序盤情勢を探りました。自民、公明の与党は改選される125議席の過半数(63議席)を確保する勢いで、自民は単独で60議席台も視野に入ります。全体の勝敗を左右するとされる改選数1の「1人区」で野党候補の一本化が限定的に終わったことが野党の伸び悩みにつながっているようです。比例代表では少数政党や諸派に議席獲得の可能性が出ており、政権への批判票が分散する傾向も見えています。調査ではまだ投票先を決めていないと回答する人も多く、各党とも投票日まで支持拡大に向けた動きを加速させます。
(12版から1面、3面)