北大西洋条約機構(NATO)は29日の首脳会議で、スウェーデンとフィンランドを加盟国とすることで合意しました。両国の加盟に難色を示していたトルコが一転、容認する姿勢に転じたためです。その舞台裏では、米国のバイデン大統領がトルコのエルドアン大統領に直接電話で合意を促すなど、事態の打開に動いていました。また、NATOは行動指針の戦略概念も改訂。ロシアや中国への警戒感を鮮明にしました。
北大西洋条約機構(NATO)は29日の首脳会議で、スウェーデンとフィンランドを加盟国とすることで合意しました。両国の加盟に難色を示していたトルコが一転、容認する姿勢に転じたためです。その舞台裏では、米国のバイデン大統領がトルコのエルドアン大統領に直接電話で合意を促すなど、事態の打開に動いていました。また、NATOは行動指針の戦略概念も改訂。ロシアや中国への警戒感を鮮明にしました。