朝日新聞【イチ押し】1面と時時刻刻「認知症新薬 険しい1年」 発信者:延与 光貞(編集局)

 アメリカでアルツハイマー病の治療薬「アデュカヌマブ」が承認されてから1年がたちました。認知症の新薬として約20年ぶりに承認され、認知機能を回復させる効果が期待されていましたが、効果が不十分として高齢者向けの保険適用から除外され、普及は厳しい状況になっています。日本でも国内での製造販売について、厚生労働省の専門か部会で継続審議となりました。認知症薬開発の最前線をまとめました。