77年前に広島で被爆したバイオリンが、生きのび、修復され、国内外で「希望の音色」を響かせています。4年前、ウクライナのチェルノブイリ原発に近い町で、若き音楽家が奏でました。広島の被爆者たちも会場で耳を傾け、「核なき世界」を訴えました。しかしいま、ロシアによる侵攻で、ウクライナでは「核兵器のある世界」を望む声も。立ちはだかる現実の中で、それでも、「ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ」の願いをつなぐ人たちがいます。そんなバイオリンにまつわる人びとの話を、5回連載で綴っていきます。
77年前に広島で被爆したバイオリンが、生きのび、修復され、国内外で「希望の音色」を響かせています。4年前、ウクライナのチェルノブイリ原発に近い町で、若き音楽家が奏でました。広島の被爆者たちも会場で耳を傾け、「核なき世界」を訴えました。しかしいま、ロシアによる侵攻で、ウクライナでは「核兵器のある世界」を望む声も。立ちはだかる現実の中で、それでも、「ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ」の願いをつなぐ人たちがいます。そんなバイオリンにまつわる人びとの話を、5回連載で綴っていきます。