【中国で拘束、日本人の身に何が】
中国の習近平政権は2014年以降、「反スパイ法」や「国家安全法」を制定して社会の統制を強め、外国人を厳しく監視しています。15年以降、中国を訪れた日本人らをスパイ行為に関わったなどとして拘束し始めました。冤罪を訴えながら中国当局に約6年間拘束され、今月帰国した日中青年交流協会理事長、鈴木英司氏(65)が毎日新聞のインタビューに応じ、自分の身に起きたことを具体的に証言しました。習政権下で拘束された日本人の実情が詳細に明らかになるのは極めて異例です。後日、連載「邦人拘束」も紙面に掲載する予定です。(12版から1面)