【「第三者委が養育姿勢否定」 滋賀中2自殺/両親提訴へ】
5年前に自殺した滋賀県守山市立中学2年の男子生徒を巡り、市の第三者委が作った調査報告書に、両親の養育姿勢を否定するような内容が書かれていたことが分かりました。両親は共働きで、近くに住む祖父母に協力を得ながら子育てをしていましたが、「十分なコミュニケーションを持てていたとは考えにくい」「祖父母が主たる養育者として機能したと推測され、ネグレクト状態に陥ることを回避できた」などとありました。「息子を守ってあげられなかった自責の念が倍増した」と憤る両親は、市に損害賠償を求める訴えを近く起こします。(社会面)