【1億円献金86歳「念書」/旧統一教会「自由意思」/半年後 認知症の診断】
「献金は私が自由意思によって行ったものであり、違法・不当な働きかけによって行ったものではありません」。旧統一教会に1億円以上を献金した当時86歳の女性が署名した念書です。その内容を他の信者の前で話す動画も撮影されています。半年後に認知症と診断された女性の長女(66)は、「正常な判断ができないところにつけこまれた」と主張し、教団などを相手取り裁判を続けていますが、念書の存在などから敗訴しています。献金は本当に自由意思なのか。念書は何のために作られたのか。経緯を追いました。(社会面)