【迫る サッカーW杯日本代表・森保一監督】
20日に開幕するサッカー・ワールドカップのカタール大会。29年前の1993年、日本があと一歩のところで初出場を逃した「ドーハの悲劇」と同じ因縁の地で、8強以上を目指して日本代表を率いる森保一監督に迫りました。アジア最終予選では序盤でつまづき、風当たりが強まる中で「本当に自分でいいのだろうか」と悩みを深めましたが、苦境にあっても周囲に気さくに話しかけ、コーチ陣や選手の提案に耳を傾ける姿はいつもと語らず、代表メンバーは「1ミリもぶれなかった」と語ります。「一戦一戦が生きるか、死ぬか」と戦いに臨む森保監督。自らが代表メンバーとして経験した「『ドーハの悲劇』を『ドーハの歓喜』に変えられるようにしたい」と意気込みます。(12版から1、3面)