3年間の日本社会のコロナ「対策」は、「ふわっとした相互監視や、理不尽な我慢の強要といったものが多すぎた」と、林香里・東京大学大学院教授は述べています。様々な論考を引いて現代社会を分析する論壇時評。科学的・医学的知見が政策に行かされにくいという指摘があります。厳格すぎる水際対策で日本の信用をもおとしめたのに、政府からは反省の言葉もないといらだつ論客の紹介も。林教授は自身の父親との病院での面会禁止などに触れ、基本的人権と感染症対策についても考えています。
3年間の日本社会のコロナ「対策」は、「ふわっとした相互監視や、理不尽な我慢の強要といったものが多すぎた」と、林香里・東京大学大学院教授は述べています。様々な論考を引いて現代社会を分析する論壇時評。科学的・医学的知見が政策に行かされにくいという指摘があります。厳格すぎる水際対策で日本の信用をもおとしめたのに、政府からは反省の言葉もないといらだつ論客の紹介も。林教授は自身の父親との病院での面会禁止などに触れ、基本的人権と感染症対策についても考えています。