「企画『地方議会と旧統一教会』スタート」
特定の宗教との関係を遮断する決議や宣言をしないことや、特定の宗教と議員らとの関係を調査しないことを求める陳情書や要望書が、少なくとも30都道府県の101議会に提出されていたことが、毎日新聞のアンケート調査で判明しました。提出者が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)や関連団体の関係者と確認できたのは18議会。教団は組織的な指示を否定していますが、他の陳情書や要望書も文面が酷似しています。こうした動きが各地に広がったきっかけは何か。取材を進めると、教団と接点のなかった人物が書いた一通の書面にたどりつきました。4月の統一地方選挙を前に、地方議会と旧統一教会の関係を探るシリーズの1回目です。(12版から1面、社会面)