毎日新聞・3月23日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集編成局次長・草野和彦

【侍ジャパンが世界一を奪還】野球の国・地域別対抗戦、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は21日に米フロリダ州で決勝戦があり、日本代表「侍ジャパン」が米国を3-2で下して3大会ぶり3回目の世界一となりました。指名打者で先発出場した大谷翔平選手(エンゼルス)は最終回に投手として登板。漫画の世界を超えるような大活躍をした投打二刀流が大会MVPに選ばれました。大谷選手を含め、日本の野球の「転換点となる」と強調してきた栗山英樹監督の下に集結した史上最強の30人。日本中を連日沸かせた彼らの頂点への軌跡を追い、日本球界の未来に与える影響を考えてみました。(12版から1面、3面、運動面など)