【技能実習廃止し新制度創設 政府有識者会議たたき台】人材育成を通じた国際貢献を目的にしながら実態は外国人労働者を受け入れる手段になり、実習生の過酷な労働環境も問題視されてきた技能実習制度について、政府の有識者会議が見直しに向けた報告書のたたき台を示しました。技能実習制度を廃止し、外国人労働者を確保、育成する新制度を創設することが柱です。外国人労働者を受け入れる「特定技能制度」にも移行しやすくするなど、最終報告を経て政府が実現に踏み出せば大きな政策転換になります。しかし、具体的な制度設計は簡単ではなさそうです。(1、2面)