【冬季五輪の札幌招致 「2034年案」が浮上】9日に投開票された札幌市長選で3選を果たした秋元克広氏が、冬季オリンピック・パラリンピックの招致目標を2030年大会から34年大会に変更する可能性を示唆しました。招致反対を掲げた新人候補2氏を破り3選を果たしましたが、大勝した19年の前回選挙と比べると得票率は約15ポイント低下。この結果が招致への逆風を浮き彫りにした形です。日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長が「我々が考えていることと同じ」と同調。永岡桂子文部科学相も「30年か34年かということを含め、札幌市とJOCの動きを見守ってまいりたい」と述べました。(12版から4面)