【気候革命 太陽光未稼働10年 長崎・宇久島】国の認定を受けているのに稼働できない再生可能エネルギー施設が全国的に問題になっています。長崎県・宇久島もその一つ。太陽光発電計画が2013年3月に認可され、日本最大級のメガソーラーとして期待されましたが、事業を主導する九電工は本格着工できていません。地元漁協や住民の理解が得られていないからです。海底ケーブルが敷設できないと、仮に発電しても売ることができず、計画は頓挫してしまいます。また、割高な買い取り価格は電気料金にも跳ね返ります。先行きは見通せません。(1面)