【俳優座劇場25年春に閉館へ】
戦後の演劇界発展に大きな役割を果たし、演劇人やファンらに親しまれてきた東京・六本木の「俳優座劇場」が、2025年4月末に閉館することが明らかになりました。俳優座の東野英治郎や小沢栄太郎はじめ、新劇を代表する俳優による数々の名舞台が生まれ、仲代達矢さんや栗原小巻さん、加藤剛さんらも舞台に立ちました。1980年に大幅改築して300席の劇場を併設する9階建ての現在のビルとなり、お笑いライブなども催されてきました。しかし、老朽化が進んで収支も厳しくなり、約70年の歴史に幕を下ろすことになりました。(社会面)