【同意なき性交に罰明示】罪名を「不同意性交等罪」に改めた改正刑法が16日、成立し、性的行為に当たって相手の意思を確認する「性的同意」の重要性が明確化されました。性暴力被害者たちの粘り強い訴えが国を動かし、参院本会議では全会一致で可決されました。「『嫌よ嫌よも好きのうち』というような甘えた性意識は処罰され得るというメッセージを法改正は発している」(法務省幹部)。性犯罪規定の大改訂を受け、被害の当事者からは「これまで要望されてきたことが反映された」と歓迎する声があがりました。(12版から1面、4面、社会面)。