【戦争とゲーム・虐殺の現実を伝える仮想空間】
ロシアの侵攻が続くウクライナで、この戦争を題材にしたゲームが次々と開発されています。娯楽の枠を超えた作品は、ゲームの世界に新たな潮流をもたらしています。3回にわたって報告します。
初回は、ロシア軍の占領による被害の象徴となったキーウ郊外の町、ブチャを部隊にしたゲーム「ウクライナ・ウォー・ストーリーズ(UWS)」。このゲームの開発に関わったオレクサンドル・アンドロシュクさん(23)は大量虐殺が行われたブチャから逃げ延びた1人です。このゲームに込められた狙いとは。(12版から1、3面)