【京アニ放火殺人認める 被告「やり過ぎた」/責任能力争点 弁護側、無罪主張】京都アニ放火殺人事件で、殺人などの罪に問われた青葉真司被告の裁判員裁判の公判が、京都地裁で始まりました。被告は「私がしたことに間違いありません」「事件当時はこうするしかないと思っていた。現在ではやり過ぎたと思っています」と起訴内容を認めましたが、弁護側は被告が心神喪失の状態だったとして無罪を主張し、有罪でも刑が軽減されると訴えました。検察側は、被告が小説のアイデアを京アニの女性監督に盗用されたと思い込んだことが動機と主張しました。また、事件約1カ月前に埼玉県の大宮駅で無差別殺人を計画していたとも指摘しました。被告の刑事責任能力の有無が、裁判の争点となります。(一面、社会面)