毎日新聞・9月17日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集編成局次長・堀雅充

【100年先に銭湯を 「夢物語」に挑む男の未来図】

 24歳で会社を辞め、借金をしてまで廃業寸前の銭湯を継承した男性。33歳になった今、約50人のスタッフとともに銭湯8軒を運営するまでになりました。

 

 大学進学で京都に下宿したのが銭湯との出会い。全国の700軒超を巡り、卒論のテーマも「銭湯」でした。「100年間、いろいろな人がつないできたバトンを100年後までつなぎたい」。斜陽産業で「消えゆく運命」とも言われる銭湯への熱い思いに迫ります。(1、3面)