【「黒い雨」定説覆した100歳/気象学者 増田善信さん/迫る特定技能に運転手追加/トラックなど 外国人材を活用/国交省検討】黒い雨が降ったと国が認定した区域の外にいて援護の対象外となった住民たちが、被爆者だと認められる判決を導き出したのは、気象学者の増田善信さんです。気象庁を退職後、区域外にも降雨があったと綿密な調査で明らかにしていきました。出世には無縁、黒い雨の調査も無報酬で引き受けた増田さんの生き方には、戦争中の経験も影響しています。9月に100歳を迎えた老学者の半生を追いました。(一面、三面)