毎日新聞・10月4日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集編成局次長 中田卓二

【小中不登校最多29万9048人】病気や経済的理由などとは異なる要因で「不登校」と判断された小中学生が2022年度、前年度比22%増の29万9048人に上ったことが文部科学省の「問題行動・不登校調査」で判明しました。10年連続の増加で、過去最多を更新。小中高と特別支援学校のいじめの認知件数も68万1948件で過去最多でした。不登校の急増について、専門家は「複数の要因が絡んでいる」と指摘したうえで、学校内外で支援を受けていない子供の割合が高いことを問題視しています。(1面)