朝日新聞・12/30【イチ押し】「空母化」護衛艦、南シナ海へ 米中覇権争い「最前線」緊張(総合2面) 発信者:池田 敦彦(編集局)

 西太平洋への進出を強める中国に対応するため、事実上の「空母化」が進められている海上自衛隊最大の護衛艦「いずも」。甲板の耐熱を強化し、戦闘機を発着艦させるための基本的な艦体の改修も終えました。搭載予定の戦闘機の配備を来年度に控え、いずもは今夏、米中がせめぎ合う南シナ海へ。米豪などとの連携強化の象徴となる今回の航海では、中国の激しい警戒と軍備増強の一端があらわになりました。