【霞が関去る若手 政治家手伝い「あまりにもしょうもない」】霞が関の省庁を辞める若手官僚が増えています。ある閣僚の元秘書官は、役所だけでなく議員事務所の仕事まで押し付けられ、官僚人生に嫌気がさして退職しました。厚生労働省に勤めていた女性官僚は残業が月140時間を超え、スマートフォンに「完全な無理ゲー」と不満をつづりました。「東大から官僚へ」が典型的なエリートコースと言われたのは過去の話。今では、外資系コンサルタント業界や起業を目指す東大生が増えています。「堅くて古い」と敬遠される霞が関は変わることができるのでしょうか。(1、3面)