【羽田 滑走路運用再開/衝突1週間/人的ミス複数か】
羽田空港で日本航空(JAL)と海上保安庁の航空機が衝突した事故から1週間。両機が炎上した「C滑走路」の運用が再開されました。勘違いや思い込みなど、複数の人的ミスがあった可能性が高まる中、安全確保のどこまでを装置が、どこまでを人間が担うべきなのか、難しい課題を突きつけています。世界3位の「混雑空港」である羽田では、発着の過密さから、管制官の負担の大きさも指摘されます。警視庁は事故の刑事責任について慎重に判断するとみられ、捜査は長期化が必至です。(1面、2面)