【輪島の孤立集落/徒歩でたどり着いた記者が見た現実とは】
能登半島地震では今も孤立している集落が多数あります。石川県輪島市の北岸にある西保(にしほ)地区に記者2人が徒歩で入りました。Wi-Fiがつながったのが地震発生8日後。それまで、外で何が起きていたかも分からなかったといいます。住民が避難生活を送る公民館に足を踏み入れると、住民が次々に駆け寄ってきました。「情報がないんです。新聞を読みたい」。
このエリアでは、帰省中だった子どもたちも含め、800人超が孤立しているそうです。ようやく空からの救出作業が本格化しつつあります。今後の不安を抱えながら助け合う住民たちの思いを紹介しています。(社会面)