【指名争い連勝 トランプ氏「弱点」ちらり/穏健派支持25%止まり】米大統領選に向けた共和党候補指名争いは、ドナルド・トランプ前大統領が第2戦のニューハンプシャー州予備選でも勝利しました。ただ、ニッキー・ヘイリー元国連大使を圧倒することはできず、党穏健派や無党派層からの不人気という弱点も浮き彫りになりました。党の候補指名争いだけなら、保守派の圧倒的な支持で弱点を補えますが、民主党候補と争う本選を見据えると、穏健派や無党派層の支持が伸び悩めば苦戦は必至です。ニューハンプシャー州予備選の結果から、今後を展望しました。(一、三面)