【公設秘書552人 公表されず/国会に未届け/ルールないがしろ】国会議員に採用された公設秘書のうち552人の雇用情報が、国会のルールに違反して公表されていなかったことが毎日新聞の調査で明らかになりました。議員側は、公設秘書を雇う際に秘書名や採用日、勤務地などを示す文書を国会に届け出ることが義務付けられていますが、提出を怠っていました。勤務実態のない秘書の給与を国会議員が詐取する事件が相次いで発覚し、与野党が20年前に国会で申し合わせたルールです。ないがしろにしていた議員の中には岸田内閣の閣僚や野党代表も含まれています。(一、三面)