宮沢喜一氏が首相在任中の1993年3月、自民党の金丸信・前副総裁を脱税容疑で捜査する方針について、逮捕の4日前から後藤田正晴法相の報告を受けていたことが、宮沢氏の行動記録(日録)の自筆メモで判明しました。報告を受けた宮沢氏が、93年度予算案の衆院通過を急ぐよう党側に指示したとみられる記述もありました。
宮沢喜一氏が首相在任中の1993年3月、自民党の金丸信・前副総裁を脱税容疑で捜査する方針について、逮捕の4日前から後藤田正晴法相の報告を受けていたことが、宮沢氏の行動記録(日録)の自筆メモで判明しました。報告を受けた宮沢氏が、93年度予算案の衆院通過を急ぐよう党側に指示したとみられる記述もありました。