太平洋戦争の終戦直前、九州帝国大(現・九州大)で捕虜の米兵8人が実験手術で殺害された「生体解剖事件」は、79年前の1945年5月17日に始まったとされます。当時、手術に立ちあった医師が残した資料が、九大医学部に寄贈されました。九大医学部は、戦時中に医療が犯した「負の歴史」の資料を保存し、今後の医学教育に生かすため、資料の引き取りを決めました。
太平洋戦争の終戦直前、九州帝国大(現・九州大)で捕虜の米兵8人が実験手術で殺害された「生体解剖事件」は、79年前の1945年5月17日に始まったとされます。当時、手術に立ちあった医師が残した資料が、九大医学部に寄贈されました。九大医学部は、戦時中に医療が犯した「負の歴史」の資料を保存し、今後の医学教育に生かすため、資料の引き取りを決めました。