毎日新聞・5月25日付朝刊「今日のイチオシ!」 統括社会部長 長谷川豊

【就活生、待遇で会社を選ぶ時代/初任給アップ次々/「中小」は苦闘】

 企業で若手人材が不足し、就職活動学生との力関係が逆転しています。仕事のやりがいを強調して低賃金を若手社員に強いる「やりがい搾取」は通用しない時代となり、さまざまな業界で初任給を上げる動きが広がっています。一方、多くの中小企業は苦しい闘いを強いられているようです。デフレ期のルールが変わるなか、ヒトとモノの「値段」の今を「¥サバイバル」と題してリポートします。(1、3面)