【外国人受け入れ拡大 「育成就労」改正法成立へ】
外国人技能実習に代わる新制度「育成就労」の創設を柱とする関連法改正案が13日、参院法務委員会で採決され、自民、公明両党、日本維新の会、国民民主党などの賛成多数で可決されました。14日の参院本会議で可決、成立する見通し。途上国への技術移転をうたい、30年余続いてきた技能実習は過酷な労働を強いているとの批判がありました。これを廃止し、人手不足の分野で未熟練の外国人労働者を正面から受け入れる仕組みに転換します。日本の経済的な優位性が低下する中、新制度の下で「選ばれる国」になれるのか、課題を探りました。(1、3面)