毎日新聞・7月1日付朝刊「今日のイチオシ!」編集局次長 古本陽荘

【公費解体 阻む拠点不足】甚大な被害をもたらした能登半島地震から7月1日で半年となります。復興に向けた被災地の現状を報告する連載「発生半年 復興の行方」が始まります。初回は公費解体の現場からです。解体の申請件数は増えていますが、実際に解体できたのは申請の1割に過ぎません。作業が進まない理由の一つが、作業員の作業時間の確保でした。解決策として誕生したのが「仮設の建物群」です。(1、3面)